ギャラリー桃青 企画展

植葉香澄・デレックラーセン 作陶展

2019/3/27-4/9

会場風景

 

 

植葉香澄;松竹梅文魚遊盃 φ10×h3.1cm 

デレックラーセン;信楽徳利 φ11×h11.4cm 

 

鮮やかな色絵の古典文様や、それを縁取る金銀彩。キメラと題された空想生物のシリーズは、植葉香澄先生の代表作です。京都で育まれた感性は研ぎ澄まされ、世界的に活躍する陶芸家の中でも突出した輝きを放っています。

アメリカ・カンザスから日本へ移ったのちも薪窯焼成を続け、自然釉の魅力を深めているデレック・ラーセン先生。信楽焼を中心に作陶され、おおらかで力強い作風からなる花器は生けやすく、野草と絶妙な融和をみせます。

桃青では約三年ぶりとなる夫婦展。どうぞご覧くださいませ。

プロフィール

[植葉香澄 Kasumi Ueba]

1978 京都府生まれ

2001 京都市立芸術大学 美術学部 陶磁器専攻卒業

2002 京都市工業試験場 陶磁器コース修了

2003 京都府陶工高等技術専門校 卒業 

2009 「現代陶芸への視点—装飾の力」出品(東京国立近代美術館工芸館)

2010 Take Action Foudationで奈良美智氏、中田英寿氏とコラボレーション制作(滋賀県立陶芸の森/茨城県陶芸美術館)

2011 京都府文化賞奨励賞受賞

2012 京都市芸術新人賞受賞

全国各地で個展

 

[デレックラーセン Derek Larsen] 

1975 米国カンザスで生まれ
1998 カンザスで最初の穴窯をつくる 
2000 カンザス大学 デザイン学位取得
2002 オーストラリアでダニエルラファティのアシスタントをし、穴窯をつくる
2003 オーストラリアサザンクロス大学にて、穴窯修士号取得
2004 カンザス ジョンソンカントリー短期大学 陶磁器専門教授になる
2005 米国陶器教育機関(NCECA)  Biennale Prize(陶磁器芸術賞)受賞
2006 中央ミズーリ大学 芸術専門教授になる
2010 滋賀県立陶芸の森 アーティスト・イン・レジデンスとして日本に滞在
2011 愛知県柿平に穴窯をつくる
2012 第5回現代茶陶展入選(土岐市)落石窯(愛知県柿平)

 

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